三つのテーマで読む創世記(上)No.037 神の国の暮らし
- 2020.02.17
創世記5章22—24、29、32節 エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。そして、息子、娘たちを生んだ。エノクの一生は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。……彼はその子をノア(慰め)と名づけて言った。「主がこの地をのろわれたゆえに、私たちは働き、この手で苦労しているが、この私たちに、この子は慰めを与えてくれるであろう。」……ノア […]
創世記5章22—24、29、32節 エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。そして、息子、娘たちを生んだ。エノクの一生は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。……彼はその子をノア(慰め)と名づけて言った。「主がこの地をのろわれたゆえに、私たちは働き、この手で苦労しているが、この私たちに、この子は慰めを与えてくれるであろう。」……ノア […]
創世記6章1—5節 主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。 (5) 地上には、セツ=エノシュの流れである「神の国」の勢力と、カインの流れである「サタンの国」の勢力とがありました。それが、ノアの時代には、「地上には悪が増大し,その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾く」(5)状態になりました。「サタンの国」が優勢になったというより、セツ= […]
創世記6章6—12節 それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして主は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」 しかし、ノアは、主の心にかなっていた。これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。(6—9 […]
創世記6章13—22節 そこで、神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。 あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。(13、14) 主は暴虐に満ちた地を洪水で滅ぼされます。 神は人間をご自身に似せて創造し、祝福し、「非常に良かった」と宣言されたではないか […]
創世記7章 ちょうどその同じ日に、ノアは、ノアの息子たちセム、ハム、ヤペテ、またノアの妻と息子たちの三人の妻と一緒に箱舟に入った。彼らと一緒にあらゆる種類の獣、あらゆる種類の家畜、あらゆる種類の地をはうもの、あらゆる種類の鳥、翼のあるすべてのものがみな、入った。……それから、主は、彼のうしろの戸を閉ざされた。(13、14、16) 悔い改めの期間が過ぎ、救いの道が閉じられる日が来ました。箱舟が完成し […]
創世記8章 わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。わたしは、決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。地の続くかぎり、種蒔きと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜とは、やむことはない。(21、22) ノアが下船して、最初にしたことは、祭壇を築き、きよい家畜と鳥を全焼のいけにえにして、主にささげること […]
創世記9章1-7節 わたしはあなたがたのいのちのためには、あなたがたの血の価を要求する。わたしはどんな獣にでも、それを要求する。また人にも、兄弟である者にも、人のいのちを要求する。人の血を流す者は、人によって、血を流される。神は人を神のかたちにお造りになったから。(5、6) 洪水後も、「生めよ。ふえよ。地に満ちよ」という主の祝福は変わりません(1)。生き物が人の管理に委ねられていることも同じです( […]
創世記9章8-17節 わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。(11) わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。(13) これは、主がノアと、そして箱舟で生き延びた生き物との間に結ばれた契約です。ノアからすれば、ノアがその子孫(全人類)を代表して、創造主と結んだ契約 […]
創世記9章20—29節 ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。カナンの父ハムは、父の裸を見て、外にいるふたりの兄弟に告げた。それでセムとヤペテは着物を取って、自分たちふたりの肩に掛け、うしろ向きに歩いて行って、父の裸をおおった。彼らは顔をそむけて、父の裸を見なかった。(21-23) ノアは箱舟から出たのち、ぶどう畑を作る農夫となりました。 大きな危機を乗り越えた後の気の緩みなのでし […]
創世記10章 クシュはニムロデを生んだ。ニムロデは地上で最初の権力者となった。彼は主のおかげで、力ある猟師になったので、「主のおかげで、力ある猟師ニムロデのようだ」と言われるようになった。彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。その地から彼は、アシュルに進出し、ニネベ、レホボテ・イル、ケラフ、 およびニネベとケラフとの間のレセンを建てた。それは大きな町であった […]
創世記11章1-4節 さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。そのころ、人々は東のほうから移動して来て、シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。彼らは互いに言った。「さあ、れんがを作ってよく焼こう。」彼らは石の代わりにれんがを用い、粘土の代わりに瀝青を用いた。そのうちに彼らは言うようになった。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされる […]
創世記11章5-9節 「彼らがみな、一つの民、一つのことばで、このようなことをし始めたのなら、今や彼らがしようと思うことで、とどめられることはない。さあ、降りて行って、そこでの彼らのことばを混乱させ、彼らが互いにことばが通じないようにしよう。」こうして主は人々を、そこから地の全面に散らされたので、彼らはその町を建てるのをやめた。それゆえ、その町の名はバベルと呼ばれた。(6—9) シヌアルの地の人々 […]