三つのテーマで読む創世記(上)

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三つのテーマで読む創世記(上)No.049 バベルの塔事件後……神の国の胎動

  • 2020.03.30

創世記11章10~32節 これはセムの歴史である。(10)……これはテラの歴史である。テラはアブラム、ナホル、ハランを生み、ハランはロトを生んだ。……サライは不妊の女で、子どもがなかった。テラは、その息子アブラムと、ハランの子で自分の孫のロトと、息子のアブラムの妻である嫁のサライとを伴い、彼らはカナンの地に行くために、カルデア人のウルからいっしょに出かけた。しかし、彼らはハランまできて、そこに住み […]

三つのテーマで読む創世記(上)No.050 神の国のまとめ 始まりは非常に良かった

  • 2020.04.03

創世記は起源の書です。起源が世界と人間存在の意味と目的を決定します。 神は、天地万物を創造し、人を神のかたちに、神に似せて造り、祝福し、すべては「非常に良かった」と宣言されました。これが「神の国」の出発点です。そして、豊かな環境と満ち足りる食物を用意し、地の生き物を養い治めるという役割(生き甲斐)を与えてくださいました。神が、存在するすべてのものの起源であり、万物の基準です(1、2章)。 しかし、 […]

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