三つのテーマで読む創世記(下)祝福を受け継ぐのはイサク
- 2020.07.10
創世記21章8—21節 神はアブラハムに仰せられた。「その少年と、あなたのはしためのことで、悩んではならない。サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるからだ。しかしはしための子も、わたしは一つの国民としよう。彼もあなたの子だから。」(12-13) アブラハム契約の祝福を誰が受け継ぐか。それはとても重要なことです。受け継ぐ者が、世界のすべて […]
創世記21章8—21節 神はアブラハムに仰せられた。「その少年と、あなたのはしためのことで、悩んではならない。サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるからだ。しかしはしための子も、わたしは一つの国民としよう。彼もあなたの子だから。」(12-13) アブラハム契約の祝福を誰が受け継ぐか。それはとても重要なことです。受け継ぐ者が、世界のすべて […]
創世記21章22-34節 そのころ、アビメレクとその将軍ピコルとがアブラハムに告げて言った。「あなたが何をしても、神はあなたとともにおられる。それで今、ここで神によって私に誓ってください。私も、私の親類縁者たちをも裏切らないと。そして私があなたに尽くした真実にふさわしく、あなたは私にも、またあなたが滞在しているこの土地にも真実を尽くしてください。」(22、23) ペリシテ人のゲラルの王アビメレクが […]
創世記22章1、2節 神は仰せられた。「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そしてわたしがあなたに示す一つの山の上で、全焼のいけにえとしてイサクをわたしにささげなさい。」(2) アブラハムはこの命令に従い、独り子イサクを捧げ、神への絶対的な信頼を表します。と同時に神は、創世記3章15節の「女の子孫キリストが蛇(サタン)の頭を打ち砕く」という神の勝利宣言をど […]
創世記22章3-18節 アブラハムは答えた。「イサク。神ご自身が全焼のいけにえの羊を備えてくださるのだ。」こうしてふたりはいっしょに歩き続けた。(8) 22章は、神とアブラハム、そしてイサクとの間だけに起こったプライベートな事件のようですが、実は、神が創られる歴史において全人類に関係する大事件です。 神に、「独り子を献げなさい」と命じられたアブラハムは、「翌朝早く」イサクを連れて出かけます。「陽が […]
創世記22章15—19節 あなたが、このことをなし、あなたの子、あなたのひとり子を惜しまなかったから、わたしは確かにあなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように数多く増し加えよう。そしてあなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」(16-18) 最後に、この事件が神の国の […]
創世記23章1節、17章16節 わたしは彼女を祝福しよう。確かに、彼女によって、あなたにひとりの男の子を与えよう。わたしは彼女を祝福する。彼女は国々の母となり、国々の民の王たちが、彼女から出て来る。(17:16) サラは、65歳で夫と共にカナンに移住し、90歳でイサクを産み、127歳で死にました。夫についていくしかない生涯でしたが、それを神からの祝福として生きた人生でもありました。 サラは、夫と共 […]
創世記23章 アブラハムはエフロンの申し出を聞き入れ、エフロンがヘテ人たちの聞いているところでつけた代価、通り相場で銀四百シェケルを計ってエフロンに渡した。こうして、マムレに面するマクペラにあるエフロンの畑地、すなわちその畑地とその畑地にあるほら穴、それと、畑地の回りの境界線の中にあるどの木も、その町の門に入って来たすべてのヘテ人たちの目の前で、アブラハムの所有となった。こうして後、アブラハムは自 […]
創世記24章 私はあなたに、天の神、地の神である主にかけて誓わせる。私がいっしょに住んでいるカナン人の娘の中から、私の息子の妻をめとってはならない。あなたは私の生まれ故郷に行き、私の息子イサクのために妻を迎えなさい。(3-4) 一四〇歳のアブラハムは、四〇歳になった息子イサクに妻を迎えようとします。ただの結婚ではありません。何しろ、創造主なる神と契約を結んでいるのは、アブラハムの家族だけなのです。 […]
創世記24:48 そうして私はひざまずき、主を礼拝し、私の主人アブラハムの神、主を賛美しました。主は私の主人の兄弟の娘を、主人の息子にめとるために、私を正しい道に導いてくださったのです。 アブラハムはイサクの妻を見つける使者として、「財産を管理している家の最年長のしもべ」を選び、「嫁選びの条件」を託し、誓いをさせて、兄弟一族がいる故郷に送り出しました。体の中で一番痛みやすく大切な部分に手を入れさせ […]
創世記26章1—22節 あなたはこの地に、滞在しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福しよう。それはわたしが、これらの国々をすべて、あなたとあなたの子孫に与えるからだ。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たすのだ。(3) イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主が彼を祝福してくださったのである。こうして、この人は富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。( […]
創世記26章23—35節 主はその夜、彼に現れて仰せられた。「わたしはあなたの父アブラハムの神である。恐れてはならない。わたしがあなたとともにいる。わたしはあなたを祝福し、あなたの子孫を増し加えよう。わたしのしもべアブラハムのゆえに。」(24) イサクは、モリヤの山で父アブラハムによって、いけにえとして主に捧げられました。「主に捧げられた者」として、アブラハムの祝福を受け継いでいきます。 イサクは […]
創世記25章20-34節、27章1-28章9節 それでヤコブは、「まず、私に誓いなさい」と言ったので、エサウはヤコブに誓った。こうして彼の長子の権利をヤコブに売った。ヤコブはエサウにパンとレンズ豆の煮物を与えたので、エサウは食べたり、飲んだりして、立ち去った。こうしてエサウは長子の権利を軽蔑したのである。(25:33、34) 契約の継承者は主の選びです。三代目として選ばれたのはヤコブでした。 主は […]