No.039 ノアの洪水と神の国再興② ノアは、サタンの支配する世で神とともに歩む

  • 2020.02.24

創世記6章6—12節 それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして主は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」 しかし、ノアは、主の心にかなっていた。これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。(6—9 […]

No.038 ノアの洪水と神の国再興① サタンの国の勢力が地上を席巻

  • 2020.02.21

創世記6章1—5節 主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。 (5) 地上には、セツ=エノシュの流れである「神の国」の勢力と、カインの流れである「サタンの国」の勢力とがありました。それが、ノアの時代には、「地上には悪が増大し,その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾く」(5)状態になりました。「サタンの国」が優勢になったというより、セツ= […]

No.001 はじめに(前半)

  • 2020.02.19

4つのゴール 初代教会の信徒のほとんどは、ヘブライ的世界観を持ったユダヤ人でした。彼らが生きた紀元1世紀のイスラエルは、長年培われてきた聖書理解と伝統を土台にした社会でした。彼らは主イエスに従いつつ、シナゴーグで学び、イスラエルの伝統的祭りを行い、ヘブル語を話し、食物規定(コシェル)を守っていたのです。 しかし2世紀になると、教会に異邦人クリスチャンが増え、すべての「ユダヤ的なもの」(ヘブライの文 […]

No.037 神の国の暮らし

  • 2020.02.17

創世記5章22—24、29、32節 エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。そして、息子、娘たちを生んだ。エノクの一生は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。……彼はその子をノア(慰め)と名づけて言った。「主がこの地をのろわれたゆえに、私たちは働き、この手で苦労しているが、この私たちに、この子は慰めを与えてくれるであろう。」……ノア […]

No.036 死の継承と神の国の継承

  • 2020.02.14

創世記5章 これはアダムの歴史の記録である。神は人を創造されたとき、神に似せて彼を造られ、男と女とに彼らを創造された。彼らが創造された日に、神は彼らを祝福して、その名を人と呼ばれた。アダムは、百三十年生きて、彼に似た、彼のかたちどおりの子を生んだ。彼はその子をセツと名づけた。……アダムは全部で九百三十年生きた。こうして彼は死んだ。」(1—3、5) 「アダムの歴史の記録」は、カインではなく、セツ、エ […]

新シリーズ『アブラハムの子供たち』

  • 2020.02.12

Cheryl L. Hauer, “The Children of Abraham” Hebrew Heritage Publications Incorporated ようこそ皆さん。 今、皆さんを、神の選びの民イスラエル(ユダヤ人)が生きた世界へ、お招きします。それは、アブラハム、イサク、ヤコブ、イエス、初代教会、祭司や王、ラビや預言者、市民や在留異国人らが生きた世界です。 このプログラムは、 […]

No.035 「神の国」の復興

  • 2020.02.10

創世記4章25—26節 アダムは、さらに、その妻を知った。彼女は男の子を産み、その子をセツと名づけて言った。「カインがアベルを殺したので、彼の代わりに、神は私にもうひとりの子を授けられたから。」セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は主の御名によって祈ることを始めた。 エデンの園追放後の最初の「神の国」の代表者はアベルでした。主に正しい捧げ物をし、主とのつな […]

No.034 「サタンの国」の発展と繁栄

  • 2020.02.07

創世記4章18—24節 レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名はアダ、他のひとりの名はツィラであった。アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖となった。その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった。ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる用具の鍛冶屋であった。……さて、レメクはその妻たちに言った。「アダとツィラよ。私の声 […]

No.033 「サタンの国」の建設

  • 2020.02.03

創世記4章9—17節   主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。カインはその妻を知った。彼女はみごもり、エノクを産んだ。カインは町を建てていたので、自分の子の名にちなんで、その町にエノクという名 […]

No.032 「人殺し」サタンの継承者

  • 2020.01.31

創世記4章5b—8節 それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そ […]

No.031 神とのつながりの回復の道

  • 2020.01.29

創世記4章1—5節 ある時期になって、カインは、地の作物から主への捧げ物を持って来たが、アベルもまた彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主はアベルとその捧げ物とに目を留められた。だが、カインとその捧げ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。(3—5) 主は、エデンから追放したアダムの家族に、ご自分と再びつながり、祝福を回復し、神の国で暮らす道を用意されま […]

No.030 エデンの園追放

  • 2020.01.27

創世記3章22—24節 神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の […]

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