No.029 神の国の回復計画

  • 2020.01.24

創世記3章15、21節 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。 創造主なる神は、サタンの国の侵入を黙って見ておられたわけではありません。直ちにサタンに対し、「彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく」と、御子キリストによる勝利宣言をなさいました。神の国の回復の計画は、この勝利宣言 […]

No.028 神に反逆した結果⑤ 死ぬ

  • 2020.01.22

創世記2章17節 それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。 ローマ5章12節 ひとりの人によって罪が世界に入り、罪によって死が入り、こうして死が全人類に広がった……。 ここで、「罪から来る報酬」(ロマ6:23)である「死」について述べておきます。 主が、善悪を知る木から食べるなら「必ず死ぬ」と警告されていたとおり、罪と死が世界に入り、死が人間を支配するようになりました。死の支配下に入った人間は、 […]

No.027 神に反逆した結果④ 生命の営みが苦しみとなり、労働が空虚になる

  • 2020.01.20

創世記3章16、19節 女にはこう仰せられた。「わたしは、あなたのうめきと苦しみを大いに増す。あなたは、苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支配することになる。」 また、人に仰せられた。「……土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べな […]

No.026 神に反逆した結果③ 責任転嫁、自己正当化をする

  • 2020.01.17

創世記3章11—13節 すると、(主は)仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は […]

No.025 神に反逆した結果② 神から隠れる

  • 2020.01.15

創世記3章8—10節 そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」 自分が裸であることを知った男と女は、「いちじくの葉」で自分の体の一部を隠すだけで […]

No.024 神に反逆した結果① 罪人は恥ずかしくて自分を隠す

  • 2020.01.13

創世記3章7節 「このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」   罪を犯し、目が開かれて、自分が裸であることを知った人間の最初の行動は、「腰を覆った」でした。裸でも恥ずかしくなかった二人が(2:25)、裸を「恥ずかしい」と感じたのです。「恥ずかしい」という感情こそ、罪に対する直接的な […]

No.023 サタンの国の価値観

  • 2020.01.10

創世記3章6節 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。 もう一つ、サタンの国の価値観を見ておきましょう。それは「善悪を知る木」の実に表れています。女は、その実の魅惑に惹かれていまました。 その木の魅惑の第一は「食べるのに良い」ことです。エデンの園には、「善悪を知る木」以外にも、「見るからに好ましく食べるのに良いすべての木」があ […]

No.022 サタンの国の起源

  • 2020.01.08

創世記3章5節 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。 最初の人が「蛇」に誘われ、神の命令に違反したことで、人間もこの世もサタンの支配に入ってしまいました。今、「世全体は悪い者の支配下にある」(Iヨハ5:19)のです。 では、サタンはどこから来たのでしょう。聖書には明確には記されてはいません。 欧米の合理主 […]

No.021 神の国の自由とサタンの国の自由

  • 2020.01.06

創世記3章5、6節 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」……それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。(5、6) 神の国の自由とは、神の豊かさを思うままに味わえることです。 しかし、何をしてもいいという自由ではなく、神を基準にするという枠がはめられています。いや、その枠に […]

No.020 罪の起源……サタンの国の侵入……神基準から人間基準へ

  • 2020.01.03

創世記3章1-6節 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。(5) 神は人に、「思いのまま」にこの世界を喜び楽しむ自由を与えられました。しかし、それは無制限な自由ではなく、神の領域を侵さず、神が定めた目的、務め、基準の枠を超えてはならないという条件がありました。それが、「善悪を知る木からとって食べてはならない […]

No.019 創世記3-11章 神の国とサタンの国の戦いの始まり

  • 2020.01.01

3章から、地上でのサタンの国と神の国の戦いの歴史が始まります。 サタンの国(サタンの支配勢力)が「エデンの園」に侵入し、アダムとエバを神の国の祝福から引きずり出しました。人が支配を託されていた世界に罪と死が入り、人は神とのつながりを断たれます。 4章では、サタンの国が拡大していきます。 エデンの園を追放されたアダムの子カインが、最初の殺人(弟アベル殺し)を犯します。カインは主のもとから去って、罪と […]

No.018 裸でも恥ずかしくない

  • 2019.12.30

創世記2章25節 人とその妻は、ふたりとも裸であったが、互いに恥ずかしいと思わなかった。 ふたりは、なぜ裸でも恥ずかしくなかったのでしょうか。 ふたりは「非常に良い」ものであり、罪がないので、見られて恥ずかしいものが何もありませんでした。心の中にも隠すものは何もなく、造られたままの姿で暮らせました。罪がなければ、恥ずかしいという感覚は生じないのです。恥ずかしいとは、罪の汚れに対する良心の反応です。 […]

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