No.032 「人殺し」サタンの継承者
- 2020.01.31
創世記4章5b—8節 それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そ […]
創世記4章5b—8節 それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そ […]
創世記4章1—5節 ある時期になって、カインは、地の作物から主への捧げ物を持って来たが、アベルもまた彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主はアベルとその捧げ物とに目を留められた。だが、カインとその捧げ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。(3—5) 主は、エデンから追放したアダムの家族に、ご自分と再びつながり、祝福を回復し、神の国で暮らす道を用意されま […]
創世記3章22—24節 神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の […]
創世記3章15、21節 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。 創造主なる神は、サタンの国の侵入を黙って見ておられたわけではありません。直ちにサタンに対し、「彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく」と、御子キリストによる勝利宣言をなさいました。神の国の回復の計画は、この勝利宣言 […]
創世記2章17節 それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。 ローマ5章12節 ひとりの人によって罪が世界に入り、罪によって死が入り、こうして死が全人類に広がった……。 ここで、「罪から来る報酬」(ロマ6:23)である「死」について述べておきます。 主が、善悪を知る木から食べるなら「必ず死ぬ」と警告されていたとおり、罪と死が世界に入り、死が人間を支配するようになりました。死の支配下に入った人間は、 […]
創世記3章16、19節 女にはこう仰せられた。「わたしは、あなたのうめきと苦しみを大いに増す。あなたは、苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支配することになる。」 また、人に仰せられた。「……土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べな […]
創世記3章11—13節 すると、(主は)仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は […]
創世記3章8—10節 そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」 自分が裸であることを知った男と女は、「いちじくの葉」で自分の体の一部を隠すだけで […]
創世記3章7節 「このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」 罪を犯し、目が開かれて、自分が裸であることを知った人間の最初の行動は、「腰を覆った」でした。裸でも恥ずかしくなかった二人が(2:25)、裸を「恥ずかしい」と感じたのです。「恥ずかしい」という感情こそ、罪に対する直接的な […]
創世記3章6節 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。 もう一つ、サタンの国の価値観を見ておきましょう。それは「善悪を知る木」の実に表れています。女は、その実の魅惑に惹かれていまました。 その木の魅惑の第一は「食べるのに良い」ことです。エデンの園には、「善悪を知る木」以外にも、「見るからに好ましく食べるのに良いすべての木」があ […]
創世記3章5節 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。 最初の人が「蛇」に誘われ、神の命令に違反したことで、人間もこの世もサタンの支配に入ってしまいました。今、「世全体は悪い者の支配下にある」(Iヨハ5:19)のです。 では、サタンはどこから来たのでしょう。聖書には明確には記されてはいません。 欧米の合理主 […]
創世記3章5、6節 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」……それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。(5、6) 神の国の自由とは、神の豊かさを思うままに味わえることです。 しかし、何をしてもいいという自由ではなく、神を基準にするという枠がはめられています。いや、その枠に […]