No.017 男と女、結婚の起源

  • 2019.12.27

創世記2章20b-24節 しかし人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。神である主は深い眠りをその人に下されたので、彼は眠った。そして、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。神である主は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから […]

No.016 人は生き物に名をつけた

  • 2019.12.25

創世記2章19、20 節 神である主は土からあらゆる野の獣と、あらゆる空の鳥を形造り、それにどんな名を彼がつけるかを見るために、人のところに連れて来られた。人が生き物につける名はみな、それがその名となった。人はすべての家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名をつけた。 人(アダム)は、人は神に似せられた生き物として、神の知恵をもって、あらゆる生き物に名を付けました。 人が名を付けるとは、地の管理者として、 […]

No.015 主は人に命じられた

  • 2019.12.23

創世記2章16、17節 神である主は人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」 神は「見るからに食べるのに良いすべての木」(9)を用意し、「思いのまま食べてよい」と告げられました。エデンの園の豊かさを、「思いのまま」心ゆくまで楽しむ自由を与えられたのです。自分の意志で選び […]

No.014 人を神の国の管理者とされた

  • 2019.12.20

創世記2章8-15節 神である主は東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木を生えさせた。一つの川が、この園を潤すため、エデンから出ており、そこから分かれて、四つの源となっていた。…… 神である主は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守ら […]

No.013 人に『いのちの息』を吹き込まれた

  • 2019.12.18

創世記2章7節 神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。 人は塵で造られました。「神に似せ」られ、「非常に良かった」という宣言を受けてはいますが、塵で造られています。他の動物と同じ物質です。そのことを忘れてはなりません。人が尊いのは、神といのちでつながっている限りのことであって、人という存在自体が尊いのではありません。神とのつながりを断ち切 […]

No.012 神の国の安息

  • 2019.12.16

創世記2章1-3節 神は第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。神は第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。(2-3) 神は七日目に、創造の完成を告げ、休まれました。一週間=七日の起源です。 創造は、七日目の完成の宣告と休みがあって、完成です。 神は6日で創 […]

No.011 『非常に良かった』から始まった

  • 2019.12.13

創世記1章31節 神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日。 「非常に良かった」。全知全能の神、完全なる神が創造を終えて、そう宣言されました。この世界は「非常に良かった」から始まったのです。未完成から始まったのではありません。完成から始まったのです。 これは、現代の日本社会にとって、とても重要なメッセージです。というのも、多くの日本人が「非 […]

No.010 人は神に依存して生きる

  • 2019.12.11

創世記1章29節 神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物となる。」 また、神は人を食べて生きるものに造られました。人の体に歯、食道、胃袋、腸などを備え、食べて生きるものとされました。そして、その食物として「実を結ぶ木」を与えてくださいました。 神は人を、植物のように、光合成によってエネルギー […]

No.009 神に祝福された役割を果たす

  • 2019.12.09

創世記1章28節 神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」 神は、海の生物、空の生物を創造して祝福し、次いで陸の生き物を造ってそれを良しとされました(20-23)。そして、「神のかたち」として造られた人も、同じように祝福されました。 神が生き物を祝福されるとは、神の偉大な創造の力と神秘が、自然全体に現 […]

No.008 神に似た者として生きる

  • 2019.12.06

創世記1章26、27節 神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。 神は人を「神のかたち」として、神に似せて造られました。他の生き物とは異なる、特別なものとされたのです。いったい「 […]

No.007 秩序ある世界

  • 2019.12.04

創世記1章20、21節 神は仰せられた。「水には生き物が群がれ。鳥が地の上、天の大空を飛べ。」 神は、海の巨獣と、種類にしたがって、水に群がりうごめくすべての生き物と、種類にしたがって、翼のあるすべての鳥を創造された。神はそれを見て良しとされた。 神は、水豊かで光穏やかな地球環境に、まず植物を造って(11)、光エネルギーを植物体に蓄えさせ、次にそれを食物とする動物を創造して、生き物の楽園とされまし […]

No.006 天地創造の契約

  • 2019.12.02

創世記1章14、15節 神は仰せられた。「光る物が天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のためにあれ。 また天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」そのようになった。 聖書の神は、契約の神です。父なる神、子なる神、聖霊なる神は「一つの神」ですが、内なる契約によって一つの計画(神の国の計画)を実行に移されます。それが聖書の神のあり方です。天地万物が、「御子によっ […]

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