No.005 ことばと水と光で生きる

  • 2019.11.29

創世記1章3節   神は仰せられた。「光があれ。」すると光があった。 創造の初め、まず「大水」があり、そして闇が深淵の表にありました。その闇の世界で、神が次に造られたのは光でした。この光が闇の世界を一変させます。 まず、ここで注目すべきは、神が「光よ。あれ」のひとことで、闇の中に光を存在させられたことです。創造の二日目からも、ことばによる創造が続きます。 神の国とは、「神のことば」による創造と支配 […]

No.004 御子の栄光のために造られた

  • 2019.11.27

創世記1章2節  地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。 神が天と地を創造されたとき、最初にあったのは闇と水でした。 神は闇を創造されます(イザ45:7)。闇が世界の始まりでした(一日の始まりも夕であって、朝ではありません)。それゆえ、闇、即悪というわけではありません。闇は、たんにまだ光のない状態です。その茫漠として形のない闇の状態から、父、御子、御霊(神の […]

No.003 あなたの創造者を覚えよ

  • 2019.11.25

創世記1章1節 初めに、神が天と地を創造した。 神が天地宇宙を創造された。これが聖書の第一声です。この宣言が聖書全体の土台です。 すべては始まりで決まります。どのようにして天地宇宙は始まったのか。誰がこの世界を始めたのか。それによって、この世界がどんな世界になるかが決まります。創世記1章1節は、「万物の基準は創造主である神にある」という宣言です。 先述したように、別段、宇宙は存在しなくてもよかった […]

No.002 創世記1、2章 天地創造と神の国の始まり

  • 2019.11.22

創世記1章は、「初めに、神が天と地を創造した」で始まり、「神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった」(31)で終わります。これが創世記の第一のメッセージです。このメッセージはとても重要です。人間の存在意味や価値や目的を決定するからです。 第2章では、神は人を「エデンの園」に置かれ、人は神が創造された「非常に良い」世界の豊かさを味わいます。「エデンの園」は、天にある「神の […]

No.001 創世記1~11章

  • 2019.11.20

これから、「キリスト」「神の国」「契約」の三つをテーマにして、創世記1章から11章までを読んでいきます。これは、講壇から語った説教ではありません。また、聖書研究でも、ましてや注解でもありません。ただ、三つのテーマを軸にして展開していく創世記を語るだけのことです。 聖書の第一のテーマはキリストです。キリスト自身がこう断言しておられます。「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調 […]

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