神の国の暮らし 感謝⑤

神の国の暮らし 感謝⑤

今あるものを感謝する

今あるものについて感謝をします。ないものを数えて不満を心に抱き続けるなら、今ある良きものさえも次第に失っていきます。

不平不満は、主がよくしてくださったことに対する冒涜です。不平不満は病気の原因になります。不平不満が出始めたら、病気を予防するためにも、感謝しましょう。

パウロは「すべてのことについて感謝しなさい」(Iテサ5:8)と命じています。感謝できることを探し出してでもするのが感謝です。不満を言っても当然だと思うようなときでさえも、愚痴や不平に替えて、感謝できることを見つけましょう。

クリスチャンなら、少なくとも食前感謝の祈りはするでしょう。食べ物があっても食欲がないのは苦しいものです。食欲があっても食べ物がないのはもっと辛いことです。それゆえ、食欲があって食べ物があることは当たり前ではなく、本当にありがたいことなのです。そのことを感謝するのが、食事の前の祈りです。 食事のときこそ、主への感謝を思い起こすときです。

そして、就寝前に一日を振り返り、不満や不安や怒りを数えるよりも、感謝できることを数えてみましょう。とても感謝できないような状況の中でも、感謝できることを見つけたら、そんな自分になれたことを感謝しましょう。