「三つのテーマで学ぶ聖書」のYORIAI再開のお知らせ(川端牧師より)

「三つのテーマで学ぶ聖書」のYORIAI再開のお知らせ(川端牧師より)

2023年度以降のYORIAIに関して、ご連絡できることを嬉しく思います。以下、キリストの栄光教会の川端光生牧師からの案内です。

コロナウイルスが収束し、三つのテーマの学びをオンラインではなく、対面で再開します。
今、私は日本のキリスト教会に今までにない危機感を覚えています。それは、以下の3つのことです。

①クリスチャンの高齢化やコロナ禍で礼拝出席者が減少し、教会が衰退していく
一般の本で「日本のキリスト教会は絶滅危惧種」の一つとされていると知り、悔しい思いをしました。

②オンラインでの礼拝や集会に慣れ、クリスチャンの信仰や交わりが弱体化していく
「オンライン習慣」はコミュニケーションの質が非常に低く、人々が共感し合えないことはもはや明確になっています(『スマホはどこまで脳を壊すか』朝日新聞出版2023)。

③人間を万物の基準とする聖書理解や伝道方法では、教会が世の中に取り込まれていく
聖書の基本的な学びをないがしろにして、付け焼刃的な方法論で短期的な教会成長を目指して同じ失敗を繰り返すか、長続きすることはありません。

ところで、私は東村山の「キリストの栄光教会(GCC)」の設立20周年を機に、牧師職を辞し、6月中旬に長野県佐久市に引っ越し、そこで新たな活動を始めることにいたしました(GCCとのつながりは継続します)。あとは、私より20歳と30歳若い牧師に委ねます。

この20年、キリスト、契約、神の国を軸にして、聖書を学び続けてきました。地道な活動でしたが、教会に混乱は一度もなく、自ずからさまざまな人材が育ってきました。むろん完全ではありませんが、神を万物の基準とした聖書の学びを続けて来たことで、教会員の一致が保たれてきました。

聖書の学びを徹底する重要性と意欲が教会に行き渡れば、自ずから教会員は一致します。教会員の一致が保たれていれば、教会はそれなり成長します。それが、20年で得た私の確信です。

改めて「三つのテーマ」で聖書全体を教えることをお勧めします。

おはがきでお知らせしましたように、6月19日(月)19:00~21:00にZOOMでセミナーを行います。さらに希望される方々と、8月21~23日に加古川バプテスト教会に集まり、「YORIAI再出発-覚悟編」の合宿を行います。

最後に、YORIAIはBFP高田局長の発案で始まり、BFPに十数年サポートを受けてきましたが、この度自立し、あかしあの木出版と合併することにしました(BFPとの連携は続きます)。コーディネーターは変わらず梅谷悟牧師が務めてくださいます。そしてスタッフを新田優子さんが引き継いでくださいます。今後ともよろしくお願いします。

あかしあの木主幹 川端光生